大腿四頭筋炎
ここでは足の痛みの中でも太ももの前側の痛みの原因となる病気、大腿四頭筋炎について詳しく説明していきます。

太ももは非常に分厚く大きな筋肉で出来ています。太ももの筋肉は主に前側は大腿四頭筋、裏側は大腿二頭筋という筋肉で構成されています。運動をした後日に筋肉痛を起こすのはこれらの筋肉ですが、痛みが強く激しい場合は大腿四頭筋炎の可能性があります。
太ももの前側の痛みの原因となる大腿四頭筋炎とはどんな病気なのでしょうか?


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【大腿四頭筋炎とは】

大腿四頭筋炎とは、大腿四頭筋と呼ばれる4つの筋肉、外側広筋・内側広筋・中間広筋・大腿直筋のいずれかに炎症が起こった状態です。バスケットボールやサッカーなどのジャンプや切り返しの動きが激しいスポーツ選手によく見られますが、立ち仕事や歩くことの多い仕事でも発症することがあります。

【大腿四頭筋炎の原因】

大腿四頭筋炎を起こす原因は、上記のような激しいスポーツによる筋肉の酷使です。大腿四頭筋に過度の負担がかかることによって筋肉の炎症が強く現れることで、太ももの前面に痛みが生じます。また、高さのあるハイヒールを履いての立ち仕事、歩き方や走り方が悪かったり、足の変形(扁平足外反母趾など)による負担としても現れることがあります。

【大腿四頭筋炎の症状】

大腿四頭筋炎の症状としては、太ももの前側や膝の上部辺り、鼠径部(太ももの付け根)辺りに痛みを感じます。安静にしていると症状は軽減しますが、通常の筋肉痛とは違って痛みが強く現れ、しばらく運動が出来ないこともあります。特に歩き方や足の変形が原因となっている場合には、歩いただけでも痛みが強くなり歩行困難となることもあります。


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【大腿四頭筋炎の治療】

大腿四頭筋炎の治療としては、まず第一に安静にし、筋肉の炎症が治まるまでは運動は控える必要があります。炎症に対しては冷やしたり抗炎症鎮痛剤を使用して対応します。しかし原因が歩き方や足の変形などの場合は、症状が治まった後も負担が日常的にかかってしまうので、結局はいずれ再発してしまうこともあります。その場合は原因に対しての治療も並行して行う必要があります。


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