
ここでは足の痛みの中でも足首や足裏の痛みの原因、扁平足について詳しく説明していきます。
最近足が疲れやすくなったと感じる人で、自分ではなかなか気付かない原因の一つに扁平足があります。日常生活の中で自分の足の裏をまじまじと見る機会は確かに少ないでしょう。さて、偏平足ってどんな病気なのでしょうか?
足首や足裏の痛みの原因となる扁平足について詳しく説明していきましょう。
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【扁平足とは】
扁平足とは、足裏に本来あるはずの土踏まず部分の凹凸が無くなり、足の裏が平らで平たくなっている状態の事を言います。人間の足裏はもともと幼児期は扁平足から始まり、成長に伴って運動するのにより適したアーチに形状変化していく為に土踏まずが出来ます。しかし、運動不足や靴など様々な原因によって、土踏まずが次第になくなっていくこともまたあります。【扁平足の原因】
扁平足の原因には、生まれ付き遺伝が原因となっている先天性のものと、生活習慣が原因となっている後天性のものに分けられます。扁平足になりやすい生活習慣としては、ファッション性重視で機能性が低い靴やヒールを常用すること、運動不足で歩行走行といった足を動かすのも少ない、フローリングなど平らで硬い地面しか歩いていない、などが挙げられます。【扁平足の症状】
扁平足の症状は、足が疲れやすくなったり足首や足の裏が痛くなることがあります。扁平足で土踏まず部分のアーチがないことで、歩行時など体重がかかる際の衝撃を吸収しにくく、足裏全体で衝撃を受けることになります。この負担が足を疲れやすくさせたり、足首や足の裏の痛みにつながります。場合によっては膝や腰にまで影響することもあります。ただし、元々自覚症状が薄いため扁平足と気付いていない人も多いです。どこか痛みがあってから初めて扁平足と気付く場合もあるでしょう。
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【扁平足の治療】
扁平足の治療は、基本的に無症状の場合は治療する必要がありません。痛みがある場合は、扁平足が改善されなければ(扁平足を起こす原因が改善されなければ)根本的な解決にはなりませんので、扁平足の改善に努めます。まずはサポーターや足底板などの装具を使用して、歩行姿勢や歪みなどの生活習慣を見直します。また、土踏まずのラインに沿ってマッサージを行ったり、足で物を掴む運動で足指を積極的に動かし筋肉を増やす方法などもあります。最終的には手術による治療法が選択され、靭帯を移行する手術やアキレス腱を延長する手術、骨に操作を加えて関節を固定する手術や骨切り術などがあります。
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