O脚
ここでは足の痛みの中でも膝の痛みの原因、O脚について詳しく説明していきます。

女性の方はスカートやパンツを履く場合、やはり脚のラインが気になるものです。ただ姿勢の歪みというものは、見た目の問題だけでなく体の至る所に不調をもたらす要因となります。O脚もそのうちの一つです。
膝の痛みの原因となるO脚について、詳しく説明していきましょう。


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【O脚とは】

O脚とは、真っ直ぐ立った時に両膝が開いた形になる骨格の歪んだ状態を言います。正常な人は両膝同士をくっ付けることが出来ますが、O脚になると両膝をくっ付けようと力を入れても付けれなくなります。膝が内反した状態なので、内反膝とも呼ばれます。足の付け根の骨、大転子という骨が外側へズレたり、膝下の腓骨という骨の頭、腓骨頭が外側へズレたりすることでO脚になります。

【O脚の原因】

O脚の直接的な原因は、大転子や腓骨頭の歪みです。こういった骨格を歪める要因となるものは、基本的に日頃の姿勢の悪さが継続することです。立っている時の姿勢、歩く時の姿勢、座る時の姿勢など、普段の姿勢が崩れると骨格はその姿勢に合うように勝手に矯正されていくようになります。また姿勢が悪くなる原因としては、足が関わっている事が多いです。例えば靴です。靴が合っていないとそれに合わせた歩き方で姿勢は崩れますし、ハイヒールなどかかとの高い靴は言わずもがなです。こういったことが原因で、いつの間にか気付いた時にはO脚になっているのです。

【O脚の症状】

O脚の症状は、直立時の両膝が付かない、という特徴が症状でもあるのですが、この特徴によって他の様々な症状を二次的に起こすことになります。まずは膝の痛みです。足が開いた状態で歩くわけですから、通常よりも膝の内側に重心が偏って負担が蓄積していきます。従ってO脚の方は膝の内側が痛むことが多いです。また、重心がズレながら歩くことになるため、それを支える筋肉にも余計な負荷がかかるので、疲れやすくなったりダルさやむくみなども起こりやすくなります。
ただし、重心のズレは足だけに影響を及ぼすわけではありません。他にも腰痛の原因になったり、肩こりや頭痛などの原因になる場合もあります。足の歪みは体全体にも少なからず影響を及ぼすのです。


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【O脚の治療】

O脚の治療法としては、とにもかくにも姿勢の矯正が必要となります。姿勢の矯正は短い期間で完治させる方法はなく、長い期間をかけてじっくりと治していかなければなりません。コルセットや姿勢矯正ベルトなども活用しながら、普段から正しい姿勢を体に覚え込ませることが重要です。
また、O脚の矯正法としては膝と股関節の体操も効果的です。膝の体操は、座った状態で両膝をくっ付け、クルクルと回します。内回りと外回りを繰り返しながら、膝関節の可動域を広げます。股関節の体操も同様に、地面に座った状態で両足の裏をくっ付け、股割りで股関節を伸ばします。また、四つん這いの状態で片足ずつ股関節を回転させる運動も効果的です。


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