X脚
ここでは足の痛みの中でも膝の痛みの原因、X脚について詳しく説明していきます。

女性の方はスカートやパンツを履く場合、やはり脚のラインが気になるものです。ただ姿勢の歪みというものは、見た目の問題だけでなく体の至る所に不調をもたらす要因となります。X脚もそのうちの一つです。
膝の痛みの原因となるX脚について、詳しく説明していきましょう。


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【X脚とは】

X脚とは、真っ直ぐ立った時に両膝はくっ付けることができるものの、両くるぶしをくっ付けることが出来ない状態を言います。足を正面から見た時に×の形のように見えることから名付けられています。膝が外反した状態なので、外反膝とも呼ばれます。O脚がいわゆる「がに股」なのに対し、X脚は「内股」に相当します。

【X脚の原因】

X脚の直接的な原因は、骨格の歪みです。基本的に生後成長していく中で、乳幼児の時期ではO脚から始まり、3歳頃から次第にX脚へと変化していきます。これは一過性のもので両脚ともに現れ、成長と共に次第に正常な形へ変わっていきます。しかし、姿勢が悪いなどの要因によって骨格は次第にその姿勢に合うように変化していきます。成人のX脚の原因のほとんどがO脚と同様、姿勢の悪さ、つまり生活習慣にあると考えられます。

【X脚の症状】

X脚の症状は、直立時に膝をくっ付けても両くるぶしがくっ付かないという特徴です。この特徴によって他の様々な症状を二次的に起こすことになります。その最たる症状として、膝の痛みが挙げられます。膝が閉じた状態で歩くことになり、重心が外側にかかりやすくなり、膝の外側に痛みが生じやすくなります。それに付随して足が疲れやすくなったりむくみの原因にもなります。また、足の親指が体の外側を向く外反母趾にもなりやすくなります。


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【X脚の治療】

X脚の治療法としては、幼児期の一過性のものに関しては成長と共に自然に治るので自然治癒に任せますが、成人の生活習慣が起因しているものに関しては、O脚と同様、姿勢の矯正が必要となります。コルセットや姿勢矯正ベルトなどを活用し、普段から正しい姿勢を体に覚え込ませることが重要です。
また、X脚の矯正法としては膝と股関節の体操も効果的です。仰向けに寝た状態で、片足の膝を曲げて抱えるように上げます。そのままグルグルと回転させる動きを内回り、外回りを交互に行います。これで股関節の可動域が広がります。また、立った状態で足は開いてかかと同士をくっ付けます。その状態で膝を少し曲げて軽いスクワットを行う運動も効果的です。


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