
ここでは足の痛みの中でも太ももの裏側の痛みの原因となる病気、ハムストリングス症候群について詳しく説明していきます。
ハムストリングスと聞いても何のことかよく分からないという方も居ると思います。ハムストリングスとは太ももの裏側の筋肉のことを指して言い、大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋の3つの筋肉の総称です。(大腿二頭筋はさらに短頭大腿二頭筋と長頭大腿二頭筋の2つに分かれます)
では、太ももの裏側の痛みの原因となるハムストリングス症候群とは一体どんな病気なのでしょうか?
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【ハムストリングス症候群とは】
ハムストリングス症候群とは、ハムストリングス(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)に疲労など負担がかかって炎症を起こしてしまった状態を言います。坐骨神経の通る場所と同じ場所に痛みが現れることから、よく坐骨神経痛と混同されやすいです。【ハムストリングス症候群の原因】
ハムストリングス症候群の原因は、スポーツなどによるオーバーユースや立ち仕事などで常に疲労が蓄積しやすいなど が挙げられます。また、姿勢が悪い方や腰痛や足の変形を庇う歩き方なども原因として挙げられます。【ハムストリングス症候群の症状】
ハムストリングス症候群の症状としては、股関節や太ももの裏側の痛み、膝の曲げ伸ばしに伴う痛み、太ももの裏が固くなるなどが挙げられます。椅子に座る際の屈む姿勢のときに痛みが強くなる傾向があります。sponsored link
【ハムストリングス症候群の治療】
ハムストリングス症候群の治療は、痛みが強い場合にはまずは安静にして筋肉を休ませることが必要となります。さらにロキソニンテープなどの抗炎症鎮痛外用薬を使用します。また、日頃から筋肉の緊張を和らげる為にストレッチを行うことも重要です。ストレッチのやり方としては、仰向けに寝転んだ状態で膝をお腹の位置で抱え込む、膝の位置はそのまま膝を伸ばす、この動きで太ももの裏をよく曲げ伸ばしします。
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