シンスプリント
ここでは足の痛みの中でもすねやふくらはぎの痛みの原因となる病気、シンスプリントについて詳しく説明していきます。

日頃から趣味や健康目的でランニングをされる方は増えています。と同時に足の痛みで悩む方も増えています。その中でも脛(すね)の痛みの症状を訴える方は多く、シンスプリントは脛が痛くなる症状を指して言います。
すねやふくらはぎの痛みの原因となるシンスプリントについて、詳しく説明していきましょう。


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【シンスプリントとは】

シンスプリントとは、すねやふくらはぎの痛みを起こしている状態を指して言います。そもそもシンは「shin」=すね、脛のことを意味する言葉です。マラソンやランニング、サッカーやバスケットボールなどのスポーツの場で多く見られ、運動時のすねにかかる負担が積み重なることで、炎症が起きて痛みを生じるものです。スポーツ障害として有名ですが、ハイヒールなどファッション性の高い靴を履きすぎたり、立ち仕事の多い職場でも見られます。別名「脛骨過労性骨膜炎」と呼ばれます。

【シンスプリントの原因】

シンスプリントの原因は足のオーバーユース、いわゆる使いすぎによるものです。走りすぎや走行フォームの悪さなどが原因で、脛骨にかかわる骨膜に炎症が起こり発症します。前脛骨筋の過剰な収縮によって生じる「前方型シンスプリント」と、ヒラメ筋や後脛骨筋の過伸張によって生じる「後方型シンスプリント」に分類され、後者が最も典型的です。

【シンスプリントの症状】

シンスプリントの症状は、すねの下方内側やすねの外側全体に痛みが生じます。痛み方は脛骨のラインに沿って疼くような鈍痛を感じます。初期では違和感や不快感から始まりますが、進行するにつれ痛みが強くなります。運動時にのみ痛みが生じていたものが、安静時にも痛みを感じるようになってくることもあります。痛み方が鋭い痛みで一点に集中するような場合は、疲労骨折をしている可能性もあります。


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【シンスプリントの治療】

シンスプリントの治療は、保存的治療が基本となります。まずは安静にしてスネにかかる負担を減らし、炎症や痛みに対しては消炎鎮痛剤を使用して対応します。テーピングや足底板などの装具を用いながら、運動復帰に向けてストレッチや体操を行って筋肉の緊張をほぐし、痛みが治まってきたら筋力の低下を防ぐために筋力トレーニングなどリハビリを行っていきます。症状の程度によって様々ですが、通常2週間〜1ヶ月、長くても3ヶ月以内には復帰できるまでに回復します。


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