腓骨筋腱炎
ここでは足の痛みの中でも足首のくるぶし付近の痛みの原因となる病気、腓骨筋腱炎について詳しく説明していきます。

足首の外側、くるぶし付近が痛い場合に考えられる病気として、腓骨筋腱炎が挙げられます。特に外くるぶしの後方から下にかけて痛む場合は、この病気の可能性が高まります。腓骨筋腱炎とはどんな病気なのでしょうか?
外くるぶし付近の痛みの原因となる腓骨筋腱炎について、詳しく説明していきましょう。


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【腓骨筋腱炎とは】

腓骨筋腱炎とは、腓骨筋というすねの上部から外くるぶしの後方を通って土踏まずまで伸びる長い筋肉に炎症が起きた状態です。足首の内反捻挫(内側に倒れ込む捻挫)を繰り返すことで、くるぶし周辺を通る腓骨筋の部分に炎症を起こしてしまうのがこの病気です。

【腓骨筋腱炎の原因】

腓骨筋腱炎の原因は、主に捻挫をきっかけに発症します。捻挫を放置したり繰り返すことで腓骨筋に炎症を起こしてしまいます。サッカーやバスケットなど、足首に負担のかかりやすいジャンプや切り返しの動きが多いスポーツでよく見られます。また、腓骨筋腱を支える靭帯が切れてしまった場合は、外果(くるぶしの骨)から剥がれて腓骨筋腱脱臼を起こすこともあります。

【腓骨筋腱炎の症状】

腓骨筋腱炎の症状は、足首の外側、特に外くるぶしの後方かっら下にかけての痛みや腫れが見られます。ジャンプの着ちなど体重がかかる際に痛みが強く現れます。腓骨筋が伸びる、すねから土踏まずにかけて筋肉が張る感覚がすることもあります。


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【腓骨筋腱炎の治療】

腓骨筋腱炎の治療は、保存的治療が基本となります。痛みに対しては鎮痛剤、炎症に対してはアイシングや抗炎症剤など、まずは対症療法に努めます。軽症であればジャンプや切り返しなど足首に負担がかかる運動を制限しながら、また足首のサポーターやテーピングなども使用すれば、運動を継続しても問題ありません。痛みや炎症が強い場合は運動を中止し、治るまでは安静にする必要があります。


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